神戸の調剤薬局

グッドプランニングが『栄養指導』に取り組む理由

「食べたものが体をつくる」。健康について考える時、欠かせないのが食の要素です。
栄養たっぷりの旬の食材、薬膳料理にもなる食材。どれも身近なスーパーで手に入るものですが、それを知らない方は少なくありません。
調剤薬局グッドプランニングは、気負わずできるレシピ作成や指導で、食からも地域の健康を支えたいと考えています。

薬局管理栄養士

  • 病気の予防や治療においては、バランスの良い食事、病気の状態に合わせた食事などの日々の
    食生活がとても重要です。
    私達グッドプランニングの目的は、「薬を渡すこと」ではありません。
    薬局をご利用いただく方々や地域の方々に、「健康や安心を提供すること」こそが私たちの目的です。
    当社では、薬局に管理栄養士を配置し、栄養指導や健康イベントなどを実施することを通して、地域の方々の健康で幸せな暮らしに貢献していきます。

栄養指導・相談

  • 栄養指導の目的は、病気や検査値の改善や、生活の質の向上をすることによって、健康寿命を伸ばすこと、つまり、地域の方々に少しでも健康で長く過ごしていただくことにあります。
    また、病気の予防や改善を通して、医療費の削
    減や社会保障の維持に貢献します。
    そして、私達の栄養指導の対象は、処方箋を持参される患者さんはもちろん、お子さんから高齢者までの地域の方々、在宅で医療を受けられる方々まで、多岐にわたります。
    これらの方々に対して、「かかりつけ管理栄養士」として継続的に栄養指導・相談を実施していきます。

定期刊行のニュースレター

  • 「免疫力を高めるレシピ」など、調剤薬局グッド プランニングでは季節ごとにニュースレターを発行。薬局にいる時間を楽しく過ごしてもらえるように、店舗内に健康情報をたくさんご用意しています。

食事に関する講演会

  • 健康増進のために、薬局内もしくは外部の会場
    にて、「介護予防のための筋力維持について」「基礎代謝を上げる」などの講演会を実施しています。
    参加される方々からは、「勉強になった!」「すぐに実践したい」などの声をいただいています。

こども食育イベント

  • 健康な体を作っていくために、子供の頃からバランスの取れた食事をすることがとても重要なことです。
    「バランスの良い食事とは?」「食事メニューを考えてみよう」などの食育プログラムを通して、子供に食事の大切さを伝えています。

ブログによる情報発信

  • 小回りのきくブログを活用し、ニュースレターで はカバーしきれないレシピ、食材情報を発信しています。食関連のほか、「大そうじでぎっくり腰にならないために」など、気候によって起こりやすい不調への注意といった健康サポート情報をお送りしています。

なるほど!知っトクコラム

栄養と健康の関わりについて

インバウンドの増加や時代の変化に伴って、食を取り巻く環境は多様化し、便宜な世の中になりました。その一方で、栄養の偏りや食べ過ぎなど、食生活の乱れも顕著になってきています。
栄養は、不足しても過多しても体に負担がかかり、生活習慣病にもつながる恐れがあります。健やかな毎日を送るためにも、栄養と食生活における課題を理解し、対策していくことが必要です。

栄養と食生活における課題

厚生労働省が掲げる「21世紀における国民健康づくり運動〈健康日本21(第2次)〉」によると、すべての国民が共に支え合い、健やかで心豊かに生活できる活力ある社会の実現を目指すべく、基本的方針が提案されています。


その中のひとつである「健康寿命の延伸」に向けた栄養・食生活における課題対策として、「食塩摂取量を減らす」、「野菜や果物の摂取量を増やす」、「世代別の適正体重を維持する」などが挙げられています。このような課題を解決するためには、バランスの良い食生活を送ることが大切です。

健康にはバランスの良い食生活が大切

栄養バランスのとれた食事とは、「主食」、「主菜」、「副菜」を組み合わせた食事のこと。これら3つを具体的に説明すると、「主食」とは、主に炭水化物の供給源となるご飯、パン、麺などを言います。「主菜」は、主にタンパク質の供給源となる肉や魚、大豆などの料理です。「副菜」は、主にビタミン、ミネラル、食物繊維の供給源となる野菜や海藻類、きのこなどの料理を指します。

またこれらに加えて、 牛乳・乳製品、果物などを食事取り入れると、より栄養バランスのとれた食事が完成します。

食べる順番にも注意しよう

食事のバランスと合わせて知っておきたいのが、食べる順番です。食べる順番を工夫することで、血糖値の上昇を抑制できます。まずは、食物繊維を含んだ「副菜」から食べましょう。続いて、タンパク質を含む「主菜」に。最後に炭水化物である「主食」を食べることで、食後の急激な血糖値の上昇を抑えられますよ。

1日に必要になるエネルギー量

バランスのとれた食事をしていても、1日に必要な推定エネルギー量に達していない、あるいは過剰に摂取している場合は、健康に悪影響が出る恐れがあります。1日に必要なエネルギー量の目安は、性別や年齢、身体活動量によって異なります。健やかな体づくりのためにも、まずは自分が1日に必要な推定エネルギー量の量を知っておくことが大切です。

食事量の目安

自分にとっての適量の目安を知るべく、「食事バランスガイド」を活用してみるのもおすすめです。「食事バランスガイド」とは、農林水産省と厚生労働省が共同で発表した1日に「何を」、「どれだけ」食べたらよいかを考える時、参考にできる食事の望ましい組み合わせと目安量をコマ
のイラストで簡潔に示したものです。食事量を単品の食品ではなく、ごはんお茶碗1杯、パン1枚など料理ごとに「SV:サービング(オリジナルの単位)」で換算することで、日常生活の中で理解しやすいよう工夫されています。
※出典:厚生労働省ホームページ
自分が1日に必要なエネルギー量と、「主食」、「副菜」、「主菜」などの各項目の適量は、以下の図をもとにチェックしてみましょう。
表中の単位「つ」=SV(サービング:食事の提供量)を表す。詳細は「食事バランスガイド」を参照
※出典:厚生労働省ホームページ
例えば、60歳女性活動量が低い方の場合であれば、1日に必要なエネルギー量の目安は、1400~2000kcal。各項目の必要量に置き換えれば、主食4~5つ(SV。以下同)、副菜5~6つ、主菜3~4つ、牛乳・乳製品&果物2つ分が目安になります。

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